デスクワークによる首のコリ
2025年10月24日
こんにちは。 ひろがる接骨院・鍼灸院花田院です。
今回はデスクワークによる首のコリについてご紹介致します。
現代社会では、パソコンやスマートフォンを長時間使うことが当たり前になっています。その結果、首や肩のこりに悩む人が急増しています。特にデスクワーク中心の仕事では、長時間同じ姿勢を保つことが多く、首の筋肉に大きな負担がかかります。ここでは、デスクワークによる首のコリの原因と、整骨院での治療内容、そして日常生活での予防法について分かりやすく説明します。
■ 首のコリの主な原因
デスクワークによる首のコリの多くは、「姿勢の悪さ」と「筋肉の使い過ぎ・使わなさ」が原因です。
特に、モニターを見る際に頭が前に出る「ストレートネック(スマホ首)」の状態になると、頭の重みを支えるために首の後ろの筋肉が常に緊張します。頭は成人で約5〜6kgあり、その重みを細い首の筋肉で支え続けることで、血流が悪くなり、筋肉が硬くなってコリや痛みを感じるようになります。
また、冷房の効いた室内に長時間いることや、運動不足、ストレスなども血流を悪化させ、症状を悪化させる要因となります。
■ 整骨院での主な治療内容
整骨院では、患者さん一人ひとりの姿勢や生活習慣をチェックし、首のコリの根本原因を探ります。単にマッサージを行うのではなく、「身体全体のバランス」を整えることを重視しています。代表的な治療法は以下の通りです。
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筋肉の調整(手技療法)
首や肩、背中の筋肉を手技でほぐし、血流を促進します。凝り固まった筋肉を緩めることで、痛みや重だるさを軽減します。 -
骨格・姿勢の矯正
猫背やストレートネックなど、姿勢の乱れがある場合は、頸椎(けいつい)や背骨、骨盤のゆがみを整える矯正を行います。これにより、筋肉への負担を減らし、正しい姿勢を保ちやすくなります。 -
電気療法・温熱療法
電気刺激を用いて筋肉を柔らかくしたり、温熱で血行を改善したりすることで、痛みを和らげ回復を早めます。 -
ストレッチ・運動指導
施術後の再発予防のために、自宅や職場でできる簡単なストレッチや、正しい姿勢の取り方を指導します。首のコリは「日常生活での姿勢のクセ」が大きく影響するため、セルフケアの習慣が非常に大切です。
■ 日常生活でできる予防・セルフケア
整骨院での治療と並行して、日常生活での意識改善も重要です。
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正しい姿勢を意識する
モニターは目の高さに設定し、背筋を伸ばして座りましょう。背もたれに軽くもたれ、腰の自然なカーブを保つのが理想です。 -
1時間に1回は立ち上がる
長時間同じ姿勢を避け、軽くストレッチや首回しを行うだけでも血流が良くなります。 -
温める
湯船に浸かる、蒸しタオルを当てるなど、首や肩を温めることで筋肉の緊張が和らぎます。 -
軽い運動を取り入れる
肩甲骨を動かす運動や軽いウォーキングなど、全身の血流を良くする習慣を持つと、コリにくい身体になります。
首のコリでお悩みの方は是非当院にご相談下さい。










