スマホ首による身体の不調
2025年02月16日
こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。
今回はスマホ首による身体の不調についてご紹介致します。
「スマホ首」とは、スマートフォンを長時間使用することで、首や肩に不調が現れる状態のことを指します。特に、スマホを長時間見ていると、前傾姿勢になりやすく、この姿勢が首や肩、背中に負担をかけるため、筋肉が緊張し、痛みやこりを引き起こします。これがスマホ首です。
スマホ首の原因
スマホ首の主な原因は、長時間のスマホ使用による不自然な姿勢です。スマホを見る際に、目線が下に向き、頭を前に突き出すような姿勢になります。この姿勢は、通常の立ち方や座り方ではあまり取らないため、首や肩の筋肉に余分な負担がかかり、筋肉がこり固まって痛みを引き起こします。また、筋肉の緊張が続くと血行が悪くなり、さらに痛みが増すこともあります。
スマホ首による不調
スマホ首が進行すると、次のような身体的な不調が現れることがあります:
- 首や肩の痛み:首や肩の筋肉が緊張し、痛みが生じます。特に首の付け根や肩甲骨周りが張りやすいです。
- 頭痛:首の筋肉が硬くなることで、頭への血流が悪くなり、頭痛を引き起こすことがあります。
- 背中のこり:前かがみの姿勢を長時間続けることで、背中の筋肉が緊張し、こりを感じることがあります。
- 姿勢の悪化:長期間のスマホ使用により、姿勢が悪化し、さらに首や背中への負担が増すことがあります。
整骨院での治療法
スマホ首に対する治療法として、整骨院ではさまざまなアプローチが行われます。主な治療法は以下の通りです。
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手技療法:専門のスタッフが手で行うマッサージやストレッチを通じて、筋肉の緊張をほぐし、血行を改善します。これにより、痛みやこりが軽減され、柔軟性が回復します。
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矯正治療:身体の歪みを矯正することで、首や肩にかかる負担を軽減します。姿勢が悪くなる原因として、骨盤や背骨の歪みがある場合、矯正によってバランスを整えます。
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運動療法:筋力を強化し、姿勢を改善するためのエクササイズが指導されることもあります。首や肩周りの筋肉を強化することで、日常的な負担に耐える力をつけ、痛みの予防にも繋がります。
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温熱療法や電気治療:筋肉の緊張を和らげるために、温めたり、電気を使って筋肉を刺激する治療が行われることもあります。これにより、血行が促進され、痛みが軽減します。
予防と改善のためにできること
スマホ首を予防し、改善するためには、日常的にいくつかの工夫が必要です。例えば:
- 適度な休憩を取る:スマホを長時間使用する場合は、30分おきに休憩を取り、首や肩を軽くストレッチしましょう。
- 正しい姿勢を意識する:スマホを見るときは、できるだけ目線を上に保ち、頭を前に突き出さないようにします。また、スマホを持つ手を高く持ち上げることも効果的です。
- 運動を取り入れる:定期的に肩や首を動かすエクササイズを行い、筋肉を柔軟に保つことが大切です。
肩こりや腰痛などお悩みの方は是非当院にご相談下さい。