スポーツ外傷の症状

2025年03月19日

こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。

今回はスポーツ外傷の症状についてご紹介致します。

スポーツ外傷は、スポーツや運動中に発生するケガのことを指し、筋肉や関節、靭帯、腱などの損傷を伴うことがあります。外傷は軽度なものから重度なものまで様々で、ケガの種類によっては長期的なリハビリや治療が必要です。整骨院では、スポーツ外傷に対して迅速かつ適切な治療を行い、早期回復を目指します。今回は、整骨院でのスポーツ外傷に対する治療方法について詳しく説明します。

スポーツ外傷の種類

スポーツ外傷は、大きく分けて「急性外傷」と「慢性外傷」の2つに分類されます。

  1. 急性外傷

    急性外傷は、スポーツをしている最中に瞬間的に発生するケガで、打撲、捻挫、骨折、脱臼などが含まれます。例えば、サッカーで転んだり、バスケットボールで足をひねったりした場合に起こります。

  2. 慢性外傷

    慢性外傷は、繰り返し同じ部位に負担をかけ続けることによって発生するケガです。筋肉や腱、靭帯に微細な損傷が繰り返され、最終的に痛みや炎症を引き起こすことがあります。例えば、ランニングやテニスのような動作が繰り返されるスポーツで起こる「腱鞘炎」や「疲労骨折」などが該当します。

整骨院での治療方法

整骨院では、スポーツ外傷に対して、症状に応じた治療法を提供しています。主に、手技療法や物理療法、リハビリテーションなどが行われ、ケガの回復を促進します。

  1. 手技療法(マッサージ・ストレッチ)

    手技療法は、筋肉のこりや緊張をほぐすために行われます。ケガをした部位の周囲の筋肉や筋膜をほぐすことで、血行が促進され、回復が早まります。例えば、筋肉の緊張が原因で動きが制限されている場合には、マッサージで筋肉をほぐし、関節の可動域を改善します。また、捻挫や打撲の後には、ストレッチを使って柔軟性を取り戻すことも大切です。

  2. 物理療法(温熱療法・冷却療法・超音波療法)

    物理療法は、スポーツ外傷の回復を早めるために、外部のエネルギーを用いて治療を行う方法です。

    • 温熱療法

      温熱療法は、血流を促進し、筋肉のこわばりを解消するために使用されます。特に、筋肉や靭帯の柔軟性を高めるために有効です。

    • 冷却療法

      急性外傷、特に捻挫や打撲などによる炎症や腫れを抑えるために冷却療法が使用されます。冷却することで血管が収縮し、痛みや腫れを軽減します。

    • 超音波療法

      超音波を使って深部に温熱を加えることで、筋肉や腱、靭帯の回復を早めることができます。特に慢性的な炎症や損傷に対して有効です。

  3. テーピング

    テーピングは、ケガをした部位を保護し、安定させるために使用されます。関節や筋肉の動きをサポートするために、適切な方法でテーピングが施されることがあります。特に、足首や膝など、負荷がかかりやすい部位にテーピングを行うことで、再発を防ぎ、スポーツ活動を続けることができます。

  4. 運動療法・リハビリ

    運動療法は、回復段階にある選手が再びスポーツに戻るために重要な治療です。整骨院では、ケガの回復を促進し、再発防止のためにリハビリを行います。具体的には、筋力強化や柔軟性の向上を目指したエクササイズが指導され、関節の可動域を回復させることができます。

  5. 鍼灸治療

    鍼灸は、体のエネルギーの流れを整え、自然治癒力を高めるために使われます。スポーツ外傷による痛みや炎症を軽減するために、鍼灸治療を取り入れることで、回復が早まることがあります。

  6. 姿勢の改善・予防指導

    スポーツ外傷は、正しいフォームや姿勢が守られていないことが原因で発生することがあります。整骨院では、フォームのチェックや改善点を指摘し、再発防止のための予防指導を行います。これにより、今後のケガを予防し、安定したパフォーマンスを維持することができます。

お身体でお悩みの方は是非当院にご相談下さい。