ギックリ腰症状
2024年11月17日
こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。
今回はぎっくり腰の症状についてご紹介致します。
ぎっくり腰の症状と特徴
ぎっくり腰は、医学的には「急性腰痛」と呼ばれる症状で、突然腰に激しい痛みが走る状態を指します。日常生活の中で腰に負担がかかる動作をした際や、何気ない動きで発症することが多く、「腰の捻挫」とも表現されることがあります。以下では、ぎっくり腰の主な症状や原因、注意点について分かりやすく説明します。
ぎっくり腰の主な症状
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突然の激しい腰の痛み
何かを持ち上げたとき、姿勢を変えたとき、くしゃみや咳をしたときなどに、腰に激しい痛みが生じるのが典型的な症状です。 -
動けなくなることもある
痛みが強い場合、その場から動けなくなることがあります。特に痛みの程度が激しいと、立ち上がったり歩いたりするのが困難になります。 -
痛みの部位が限定的
腰の一部分に集中して痛みを感じることが多いですが、場合によっては臀部や太ももに軽い痛みが広がることもあります。 -
慢性痛と異なる急性の痛み
慢性的な腰痛とは異なり、ぎっくり腰は急激に痛みが出るのが特徴です。痛みの性質は、鋭い痛みや重い痛みなど人によって異なります。 -
筋肉の硬直
腰の筋肉が硬直し、触ると硬くなっているのを感じることがあります。この硬直が動きにくさやさらなる痛みの原因となります。 -
姿勢の維持が困難
痛みのため、腰を真っ直ぐに保つことができず、前かがみや歪んだ姿勢になりやすいです。
ぎっくり腰の発生原因
ぎっくり腰の主な原因は、腰への急激な負担や過剰な動きです。以下の要因が影響します:
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重い物を持ち上げる動作
正しい持ち方をせずに腰に負担が集中すると、筋肉や靭帯に過剰なストレスがかかり、痛みを引き起こします。 -
姿勢の急な変化
立ち上がる、振り向く、屈むといった何気ない動作でも、筋肉や関節が適応できずに痛みが生じることがあります。 -
筋肉の疲労や柔軟性の低下
長時間同じ姿勢を続ける、運動不足、冷えなどによって腰の筋肉が疲労していると発症しやすくなります。 -
体の冷え
寒さや冷えが筋肉の柔軟性を低下させ、ぎっくり腰を起こしやすい状態にします。
ぎっくり腰が起きたときの対応
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安静にする
痛みを感じたら無理に動かず、腰への負担が少ない姿勢(横向きに寝る、膝を曲げて仰向けになるなど)で休みます。 -
冷やすか温める
初期の炎症を抑えるために、痛み始めの48時間程度は患部を冷やすと良い場合があります。その後は血流を良くするため、温めることで回復を促します。 -
無理に動かさない
痛みが強い場合は安静を優先し、無理にストレッチや運動をしないようにします。 -
医師や専門家に相談
痛みが数日続く場合や再発を繰り返す場合は、整形外科や整骨院で診断を受け、適切な治療やケアを受けることをおすすめします。
予防と再発防止のポイント
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正しい姿勢を心がける
座る、立つ、歩くといった日常動作の中で、腰に負担をかけない姿勢を意識します。 -
腰周りの筋力を強化
ストレッチや軽い運動を習慣にして、腰の柔軟性と筋力を高めることで再発を予防します。 -
冷え対策
寒い季節は腰を温め、冷えから筋肉が硬直しないようにします。 -
重い物を正しく持つ
重い物を持つときは、膝を曲げて腰ではなく足の力で持ち上げるようにしましょう。
ギックリ腰の治療も行っております。是非当院にご相談下さい。