ぎっくり腰治療
2025年10月30日
こんにちは。 ひろがる接骨院・鍼灸院花田院です。
今回はぎっくり腰治療についてご紹介致します。
「重い物を持ち上げた瞬間に腰に激痛が走った」「朝起き上がろうとしたら動けなくなった」――このような突然の強い腰の痛みを一般的に「ぎっくり腰(急性腰痛症)」と呼びます。
ヨーロッパでは「魔女の一撃」とも言われるほど激しい痛みを伴い、立つ・座る・歩くといった動作が困難になることもあります。ここでは、ぎっくり腰の原因と整骨院での治療方法についてわかりやすく解説します。
ぎっくり腰の主な原因
ぎっくり腰は突然起こるように思われますが、実はその多くが日常生活の中で少しずつ腰に負担が溜まった結果として発症します。主な原因は次の通りです。
-
筋肉の疲労と柔軟性の低下
長時間のデスクワークや立ち仕事、運動不足などにより腰や背中の筋肉が硬くなっていると、ちょっとした動作でも筋肉や靭帯が損傷しやすくなります。 -
骨盤や背骨のゆがみ
猫背や反り腰、足を組む・片側で荷物を持つなどの癖により、骨盤や背骨が歪むと、腰の一部に負担が集中します。その状態で急な動作をすると、ぎっくり腰を起こすリスクが高まります。 -
冷えや血行不良
冷えによって筋肉が硬くなると、柔軟性が低下し、ぎっくり腰が起こりやすくなります。冬場や冷房の効いた環境では注意が必要です。 -
ストレスや疲労の蓄積
精神的ストレスや睡眠不足は、自律神経の乱れを引き起こし、筋肉の緊張を強めます。結果的に腰の筋肉に過剰な負担がかかり、ぎっくり腰を発症することもあります。
整骨院でのぎっくり腰治療
整骨院では、ぎっくり腰を「筋肉・関節・骨格のバランスの崩れ」としてとらえ、痛みの軽減と再発防止を目的に治療を行います。痛みの程度や発症からの時間に応じて、段階的に施術内容を変えていきます。
① 急性期(発症直後~3日程度)
発症直後は炎症が強く、無理に動かしたり温めたりすると悪化するおそれがあります。
整骨院では、まずアイシング(冷却)や電気療法、安静指導を行い、炎症を抑えます。痛みを軽減させながら、身体に負担をかけずに日常生活を送る方法もアドバイスします。
この時期は「無理に動かさないこと」「冷やして炎症を抑えること」がポイントです。
② 回復期(発症3日~1週間以降)
炎症が落ち着いてきたら、硬くなった筋肉をやさしくほぐし、血流を改善します。
整骨院では、手技療法・ストレッチ・筋膜リリースなどを行い、筋肉や関節の動きを回復させていきます。また、腰だけでなく、骨盤・背中・太ももなど全身のバランスを整えることで、痛みの再発を防ぎます。
症状に合わせた施術なので、強い刺激や無理な矯正は行いません。
③ 再発予防期(根本改善)
痛みが取れても、姿勢のゆがみや筋肉バランスの悪さをそのままにしておくと再発しやすくなります。
整骨院では、骨盤矯正や姿勢矯正、体幹トレーニングの指導などを通して、腰に負担がかからない身体づくりをサポートします。
日常生活での正しい姿勢や、仕事・家事での動作の注意点もアドバイスし、「ぎっくり腰になりにくい体」を目指します。
整骨院で治療を受けるメリット
-
痛みの原因を根本から改善できる
-
薬に頼らず自然治癒力を高められる
-
姿勢や体の使い方を見直せる
-
再発しにくい体づくりができる
-
他の不調(肩こり・腰の重さ)も同時に改善が期待できる
整骨院の施術は、身体全体のバランスを整えることで、ぎっくり腰を繰り返さない健康な状態を目指します。
日常での予防ポイント
-
長時間同じ姿勢を続けない
-
重い物を持つときは膝を曲げて腰に負担をかけない
-
軽いストレッチで筋肉を柔らかく保つ
-
睡眠や栄養を十分にとり、疲労をためない
-
冷え対策をして筋肉を温める
ぎっくり腰でお悩みの方は是非当院にご相談下さい。










