ギックリ腰を引き起こす原因
2025年06月29日
こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。
今回はぎっくり腰引き起こす原因についてご紹介致します。
「ぎっくり腰」は、突然腰に激しい痛みが走り、動けなくなるような症状のことを指します。正式には「急性腰痛症」と呼ばれ、多くは重いものを持ち上げたときや、何気ない動作をきっかけに発症します。一度ぎっくり腰を経験すると、「またなるのでは」と不安になる方も多いですが、実際に何度も繰り返すケースは少なくありません。
では、なぜぎっくり腰は何度も起こるのでしょうか?その原因と、整骨院での治療法について解説します。
ぎっくり腰を繰り返す主な原因
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筋肉や関節の柔軟性の低下
長時間のデスクワークや運動不足などで、腰回りの筋肉が硬くなっていると、突然の動きに対応できずに筋肉や関節に負荷が集中し、ぎっくり腰を起こしやすくなります。 -
姿勢の悪さ・骨格の歪み
猫背や反り腰、足を組むなどのクセがあると、骨盤や背骨にゆがみが生じ、腰に常に偏った負担がかかります。この状態が続くと、ちょっとした動作でも腰を痛めやすくなります。 -
筋力不足
特に腹筋や背筋など体幹の筋力が弱いと、身体を支える力が不十分になり、腰だけに負担が集中しがちです。年齢とともに筋力は低下するため、意識的なケアが必要です。 -
回復しきっていないまま再発
痛みが一時的に治まったからといって、根本的な原因が解消されていなければ、また同じ動きや習慣で再発してしまいます。完全に回復していない状態で無理をすると、再発リスクは高くなります。 -
生活習慣やストレス
睡眠不足、疲労の蓄積、ストレスなども体の回復力を低下させ、筋肉の緊張を強める原因になります。これらもぎっくり腰を招く要因の一つです。
整骨院での治療と予防方法
整骨院では、ぎっくり腰に対して痛みの緩和だけでなく、再発防止のための根本治療を行います。以下が主な治療の流れです。
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カウンセリングと検査
まずは痛みの出方や体の状態を詳しく確認します。姿勢の分析や骨盤・背骨のゆがみ、筋肉のバランスなどもチェックし、原因を見極めます。 -
手技療法(整体)
患部に無理な刺激を与えないようにしながら、全身のバランスを整える手技を行います。特に腰に関係する筋肉(臀部、背中、腹部)をやさしく調整し、痛みを和らげていきます。 -
電気療法や冷却・温熱療法
痛みが強い場合は、電気治療や冷却・温熱療法を組み合わせて、筋肉の緊張や炎症を抑えます。状態によってはテーピングなども活用します。 -
再発防止のためのアドバイス
痛みが軽減した後は、骨盤や背骨のゆがみを整え、正しい姿勢や動作の習慣を身につけることが大切です。整骨院では、自宅でできるストレッチや筋力トレーニングの指導も行い、再発しにくい体づくりをサポートします。
整骨院に通うタイミングは?
ぎっくり腰を発症した直後は無理に動かず、まずは安静にすることが大切です。炎症が強い初期(発症から1~2日)は冷やすことで痛みがやわらぎますが、それ以降は温めて血流を良くすることが回復につながります。
強い痛みが数日続いたり、何度も繰り返している場合は、整骨院で専門的な施術を受けることで、回復を早め再発予防につながります。
ぎっくり腰でお悩みの方は是非当院にご相談下さい。