ぎっくり腰になったら行うべきこと

2025年01月10日

こんにちは。　姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。

今回はぎっくり腰になったら行うべきことについてご紹介致します。

ぎっくり腰（急性腰痛症）は、突然の腰の激しい痛みに見舞われる状態で、生活の質が一時的に大きく低下することがあります。特に発症直後はどのように対処すれば良いか分からないことが多いため、適切な初期対応と治療が重要です。この記事では、ぎっくり腰になった際に行うべきこと、整骨院での治療方法について分かりやすく説明します。

1. ぎっくり腰になったらまずすること

（1）安静にする

ぎっくり腰を発症した直後は、無理に動かず、まずは安静にすることが大切です。腰に負担をかけないように、痛みを感じる姿勢を避けて横になりましょう。立ち上がったり、動いたりすると痛みが悪化することがありますので、安静を保つことが回復への第一歩です。

（2）冷やす

発症直後は、炎症が起きている可能性があるため、冷却（アイシング）が有効です。冷たいタオルや氷のうなどを腰に当てることで、炎症や腫れを抑え、痛みを軽減することができます。目安としては、15～20分程度冷やし、その後1時間ほど休ませると良いでしょう。ただし、直接氷を肌に当てるのは避け、タオルなどで包んで冷やしてください。

（3）動かさない

痛みがひどい場合、無理に腰を動かさないようにしましょう。最初の24～48時間は、痛みが軽減するまで安静にして、痛みが少し収まった後に徐々に動かすようにします。安静を保つことで、炎症が悪化せず、回復が早く進むことがあります。

2. 整骨院での治療

ぎっくり腰になった後は、できるだけ早く整骨院に訪れることが回復を早める助けになります。整骨院での治療方法には、急性期を過ぎた後に効果的なものが多くあります。以下に代表的な治療方法を紹介します。

（1）手技療法（マッサージや整体）

整骨院では、手技療法（マッサージや整体）を使って、腰部や背中、股関節周りの筋肉をほぐしていきます。これにより、筋肉の緊張を緩和し、血流を促進して痛みの軽減が期待できます。手技療法は、ぎっくり腰の急性期を過ぎた後に行われることが一般的ですが、無理に筋肉を強く押すことは避け、優しくアプローチします。

（2）温熱療法

冷やすことは急性期に重要ですが、痛みが少し軽減した後は、温熱療法が効果的です。温かいタオルや温熱パッドを使って、血行を良くし、筋肉の緊張をほぐします。これにより、回復が早まります。冷却から温熱療法への切り替えは、痛みの程度に応じて調整することが重要です。

（3）ストレッチ指導

整骨院では、ぎっくり腰の回復に向けたストレッチや簡単な体操を指導してくれることもあります。特に腰部や背中、臀部の筋肉を柔軟に保つことが、再発防止には重要です。無理をせず、徐々に体を動かしていくことがポイントです。ストレッチを習慣化することで、腰の筋肉の柔軟性を高め、今後のぎっくり腰を予防する効果があります。

（4）姿勢の指導

ぎっくり腰を予防するためには、日常生活での姿勢も重要です。整骨院では、腰に負担をかけない姿勢のアドバイスを受けることができます。例えば、立つときや座るときに、背筋を伸ばし、腰を無理なく支える方法を教えてもらえます。特に長時間同じ姿勢でいることは腰に負担をかけるため、姿勢を意識することが腰痛予防に役立ちます。